就職活動をしているときは男女問わずスーツというのが基本である。しかし、いざ就職してみると男性はスーツ、女性は私服というケースが少なくない。その一方で男性はスーツ、女性は制服という職場もある。21世紀に入ってからは、経費削減の観点から制服を廃止する職場が多くなり、私服、と言ってもオフィスカジュアルというあくまでも仕事に適したファッションアイテムであるがこのオフィスカジュアルを指定する職場も増えてきた。しかし、女性の中には制服を廃止しないで欲しいという人も少なくない。なぜ、廃止を望まないのであろうか。そこで、職場で制服を着るメリットとデメリットについてみてみよう。
まず、メリットについて。制服があれば、日々何を着ていけば良いか考える必要もなく仕事のために服を買う必要もない。そのため、余計な費用をかけずに済むのである。また、オフィスカジュアルの場合昼食で醤油が飛んでしまいシミが目立つことで午後の仕事へのモチベーションが上がらない、というような事態も避けることができる。さらに、制服そのものがオシャレだということも挙げられる。
このようなメリットに対し、デメリットとしては制服に着替える時間がかかることである。これは人によるかもしれないが、私服から制服に着替えるのは意外と時間がかかるものだ。これを面倒だと思う人にとってはデメリットになってしまう。また、好きな服を着られないことが挙げられる。オシャレが好きな人は制服に抵抗を感じてしまうかもしれない。ファッションで自分を表現したい、というような人にとってはデメリットとなってしまうのである。